キリスピブログ(仮)

好きなこと(ひとまずスピッツ)についてわーわー語るブログです。

【セトリバレあり】11年ぶりにスピッツのライブに行った話(2021/06/30@日本ガイシホールライブレポ)

【注意!!】この記事には『SPITZ JAMBOREE TOUR 2021 ”NEW MIKKE”』6月30日・名古屋公演@日本ガイシスポーツプラザガイシホールのセットリストを含むネタバレがあります。ご承知おきください。

 

 なお、記憶を頼りにして構成されている箇所も多く含まれるため、見間違い、聞き間違い、思い込み、幻覚、幻聴等により、一部事実とは異なっている可能性がございます。また、筆者は概ね取り乱しておりお見苦しい部分等ございますが、知ったこっちゃありません予めご了承くださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ~おおよそあらすじとは言えないような前回までのあらすじ~

 

paulownia-dec-1.hatenablog.com

 

というわけで、

ライブへ行くことが決まったキリ選手は

ウキウキソワソワドキドキワクワクしながら当日を待ったのでした。

 

 

ライブレポを書くことは決めていたので、

それ用のメモを取るためのノートを準備したり、

 

 

”紫夜越”仕様のスニーカーを準備したり、 

 

 

 

スーパー銭湯でゆっくりしたり(?) 、

 

 

おいしいお寿司を食べたりしました(??)。

 

そう、全ては最高のライブを最高の形で迎えるために・・・(???)

 

 

当日

 

 

 

 

 

 

 

ところどころ寄り道を挟みつつ、笠寺へ。

改札を出て左方向へ向かうとすぐ、

 

 

会場に到着。

予定より大幅に早かったので、通販で済ませるつもりだった物販へ。

 

 

 

時間帯が良かったのか、ほとんど並ばずに購入出来た。 

 

ここでいつも大変お世話になっておりますフォロワーさんと

連絡を取り、お会いしてご挨拶。

楽しくお話させていただきながら開場時間を待った。

 

入場~着席

そうこうしているうちに開場時間が早まったようで入場が始まり、

しばらくしてから入場口へ。

検温、手指の消毒、座席番号の発券を行い、自分の座席を確認。

ここでフォロワーさんとお別れし、スタンド(2階)のBブロックへ。

ステージに向かって右側の位置だ。

 

席はアリーナ側を向いているし、ひょっとしたら姿勢的に見にくいかもな、

でもどうせ殆ど立ちっぱなしだろうから関係ないかな・・・?

などと考えていた。

 

ステージを見ると、見覚えのあるセット。

あ、「猫ちぐらの夕べ」の時のアレだ。

ん、よく見たら床もあの時の白黒のアレだな。

ソワソワ・・・ワールドトリガーだな・・・

 

ひと息ついたところで、ノートの準備をする。

別のフォロワー(ではない)さんからいただいたアドバイスを元に、

ネックピースを通してノートとペンを首に掛ける。

 

 

スマホの電源を落とし、ちょこちょこメモをしながら、

長い長い残りの10分を過ごした。

 

1曲目はやっぱり「見っけ」なのかな。

でもどの曲が来ても最高なんだろうな。

 

横浜や名古屋初日のセットリストの情報は意図的に全く入れずに

この瞬間を迎えていたんだけど、

結論から言えばその判断は大正解だった。

 

夜が始まる。

 

開演

 

メンバー登場のSEが流れた・・・?いや、これはSEじゃなくて・・・!

 

01. 見っけ

 

見っけのキラキラしたイントロだ・・・!!

「再会へ!」

鮮やかな青。再会の青!

あ~~~スピッツだ・・・!!!!!!!

 

コロナ禍の現状を経てのファンとの「再会」。

個人的にも11年ぶりの「再会」。

 

多分、俺はニッコニコしてたと思う。

すげー浸ってた。

幸せだ・・・!

 

 

02. はぐれ狼

 

わ、はぐれ狼!!

ということは、元々のMIKKEツアーのセットリストを踏襲してる・・・?

Aメロの刻みカッコいい・・・

真ん中に裏拍で入るギターの”ズチャッチャ”がたまらなく好きなんだ。

オレンジ色がキレイだし、

ステージ横に映る、コマ送りのようなメンバーの映像がカッコいい・・・!!!

(うまく言えない)

 

あ~~~スピッツだ・・・好きだ・・・

 

 

03. エスカルゴ

 

ダカダカダカダカダカダカダカダカダカダカダカダカダカダカダカジャカジャーン

ほらぁ!!やっぱり!!!

うわーイントロからAメロの「ダダダダダッ」気持ちいいよ~

Bメロのギターもベースも好きだよ~

2番サビの”ごめんなさい”も大好きだよ~~~~~~

間奏の青色もいいよ~

ラストの「ダダダダダッ」もやっぱり好きだよよっしゃうおおおお~~~?

リーダーのベースがズーーンと歪んでいる・・・?

あ、

 

 

04. けもの道

 

けもの道だ!!けもの道が来る!!!!!!

「ダダダダダダダダダダダダダダッダーダダダダダダダ(シャンシャン)」

ダダッダー!!!うおおおお

「なごや~のひ~の~で~」

うおおおそうだった~~~~名古屋だった~~~~

うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお(中略)おおおおおお

Bメロのベース~!!!

諦めないよ!!俺も諦めないよ!!!!!!

フレ フレ フレ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

05. 稲穂

 

「う~~~~つくしくぅ~(ズッチャージャカジャーズッチャージャカジャー)」

ごあ!!??稲穂!!??!?!?!?!?

この曲やってくれるんか枠その1だ!!??

(※余談ですがここでペンを失ったのでここからは丸腰)

くっはぁ~~~~~~~~~

リズムが心地いい・・・・・・・・・・・・・・・

”初めて本気でカワイイ蜂に刺された”ってフレーズ自体がかっわいすぎるよ・・・

 

 

06. 遥か

 

確かMCを挟んだ後の流れだった、いきなり

「Woo~ Woo~」

 

はい、死

 

遥か、もちろん好きなんだけど、曲の雰囲気が「この世じゃない感じ」がして、

ひどく落ち着かないというか、ぞわりぞわりするというか、

聴いててある種のやりきれなさ、しんどさみたいなものも感じてしまう。

(「水色の街」なんかもそう)

 

遠い遠い遥かな場所へ行っちゃった・・・

 

 

 

07. 快速

 

緑だ!これがトリオンか!(?)

横方向へ流れていく光・・・キレイ

俺も今日は県境(岐阜→愛知)を快速で越えて来たよ!!!(??)

Bメロのなだらかなコード進行が電車の加減速を思わせて心地いいんだ・・・

すきなんだ・・・

 


08. 放浪カモメはどこまでも

 

悲しいジョークでついに五万年!!!!

五万年待ってたぜ!!!!!!!

うわ~サビで右手を頭の上で左右に振るの超気持ちいい~

楽しい~~~~~

うえっ間奏のそのメロディ、テツヤさんのギターでやるんだ!?

激烈カッコええやないすか・・・!!!!

 

 

09. ワタリ

 

ぐっはワタリだ!!!!!!!!

この曲やってくれるんか枠その2!!!!!!?????

ゴリッゴリにカッコよすぎる・・・

真っ赤。血の色のような赤。

間奏のズシズシ刻むベース、

ゆったり空気を与えるドラム、

漂うギター・・・うおわ~・・・・

 

渡ってゆく・・・

 

ここからワールドトリガー

「誰のせいでもねえ 全て俺のせい」って修を思い出しちゃうな・・・

まあ修は「俺」とは言わないけどさ・・・いやしかし・・・

↑ここまでワールドトリガー

 


10. ラジオデイズ


わーーーーーー

ラジオデイズ好き過ぎ星人(Cメロ愛してるのすがた)を

殺しに来たなスピッツ・・・!!!!

 

君がいたから僕は続いてるんだ!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

11. 優しいあの子

 

MCで「スピッツ紅白出るかもと噂になった」話の流れからの・・・!

リズム感好きだし、音が優しい・・・

優しいあの子にも教えたいというあなたが優しい・・・

 

 

12. ヒビスクス

 

クージーさんのイントロ中に上から照明セットが降りてきた・・・?

歌が始まると斜め上へずっとずっと向かい続ける赤の照明。

俺の位置からはひたすら飛び続けるイメージに見えて、

めちゃめちゃ強かった。

恐れるな、大丈夫、もう恐れるな・・・

ベースのズクズクした音質の重さが刺さった・・・

 

 

13. プール

 

うおっ、夢じゃない・・・じゃなくてプール!!!!

ヒビスクスで空を飛んだ後の水中の青と

包み込んでくれる声と音にずっと身を任せて

漂ってたかった・・・。

 

 

14. まがった僕のしっぽ


や~~

雰囲気ある!!曲の世界に持ってかれる!!!!

・・・ん、クージーさんフルート吹いてる?

それともマイクスタンドの影かアレ?

ん~~、分からん!!遠い!!!!

 

Cメロ的なとこライブ映えしまくるな!!??

すげえ~~~~

 

 

15. 青い車


MCからのさわやかな音と青よ~~~~~!!!

思わず輪廻の果てへ飛び降りそうだった!!!

思い直して「あ~、生きてて良かった・・・」と思ったら

「生きるということは木々も水も火も同じことだと気づいたよ」

と正宗さんに言われてしまってちょっと泣きそうだったよ・・・

 


16. YM71D

 

出た~~カウントからの﨑ちゃん超カッコいいやつ!!!

リーダー指弾きじゃん!!!

指弾きベーシストに絶対服従マンとしては服従せざるを得ない!!!!

テツヤさんの繰り返すストイックなギターソロカッコいいな!!!!

サビの正宗さんの溜める歌メロラインカッコいいな!!!!

なんだ全員カッコいいんじゃねえかどうなってんだ!!!!!

 

 

17. ロビンソン

 

ロビンソンのイントロは何万回聴いても

毎回ちゃんと河原の道へ連れて行かれるんよ・・・

 

あ、トリオンだ!(?)

猫ちぐらの夕べ」の「君だけを」でみたやつのちょっと緑っぽいやつ!!!

 

最後、宇宙の風に乗りました・・・

 

 

18. ありがとさん

 

カウントからの、ありがとさん、来た・・・・・!!

イントロの紫!!から、

Aメロの祭壇みたいなローソク!!

 

あ、これ俺の葬式じゃん。

 

ああ~・・・・

 

以前Twitterで見かけた、

自分の父の葬式でありがとさんを流した方のお話を思い出してた。

 

それから自分自身のことも考えてた。

正直若くはないし、これから先の人生も、

まあ短いとは言わないけど、長いとも言えない。

その人生が終わる時に誰かがそばにいても、いなくても、

恨み言とかでなく「ありがとさん」と言える生き方をして行けるのかなあ。

そうであればいいよな。

 

すっっごく聴きたい曲だったし、聴いたら泣いちゃうかもなーと

思ってたけど、意外と涙は出なかったな。

テツヤさんの最後のキュイッまで、

ただ強く心に響いて、そして染み込んでいった。

 

 

19. 楓


うっわそうだ、そうだった・・・

MIKKEツアーのセトリってそうだった・・・

ありがとさんと楓、続けてやってたんだった。

無慈悲だよ。

 

この2曲ってやっぱり”対”なのかな。

先に逝く者と、残される者。

「君の声を抱いて歩いてゆく」

「ああ 僕のままで どこまで届くだろう」

・・・

 

例の大サビと、還るアウトロ、ほんの少し戻る温度。

 

あ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~・・・・

 

 

20. 渚


そんな世界からスパッと切り替えてくれるイントロの泡の音(私見)と青色・・・

ありがとう・・・

ねじ曲げた思い出も捨てられず生きてきても救われるよ・・・

 

 

21. 8823

 

うおあ~、やった・・・!

Aメロのタメ!!からサビで爆発!!!

うわ~~歌いて〜〜!!!!!!

我慢しなきゃいかんの、しんどいぜ!!!!!!!!

ラスト、今は振り向かず君と・・・で客席をズゥゥアッと舐める照明!!!

 

そうなんだね?

振り向かず、俺達と、ってことなんだね??

 

 

22. 俺のすべて

 

うっわ俺のすべて!!!!!!

最高だ!!!!!!!!!

サビでスタッフさんたちも頭の上で手を叩いてるのかわいすぎない??

「おれの前世はたぶんサギ師かまじない師」

めちゃくちゃカッコいい、正宗さんらしさ凝縮、あの人にしか歌えねー

 

アウトロで、ん?またブレイク・・・??

 

・・・!!!

ドラムソロだ!!!!!!!!!!!!

﨑ちゃん、いや﨑ちゃんさん、もとい﨑山龍男大先生の

ドラムソロぉぉぉぉうおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおなげええええええええええええええすげええええええええええええええうあああああああああああああああああああああ、あ、あ、あ・・・・・!!!!!!!

(﨑ちゃんドラムソロの最後のほうのスネアの

”ダカダカダカダカダカタカタカタカタカタンタンタンタンタンッタンッタンッッタンッッタン、ドォゥワーーーーー"の、

最後の前の"タンッッタンッッタン"のあたりが、

「ドラマー﨑山龍男がドラマーとして積み重ねて来たものを今まさに、

 最後の一滴まで絞り尽くしてますよ感」

がにじみ出てて大好きでたまらない人の悲鳴)

 

 ”ドォゥワーーーーー”(みんなで爆発)

 

 

23. 紫の夜を越えて


イントロ聴いた瞬間、心がギュワッとなった

ここで・・・ここでか!!

ここでこの曲を放り込んでくれるのかよスピッツは!!!!!!!

 

サビ、最高の”たんたんたこたこ”だぜ!!!

 

「溶けた望みとか」で、MIKKEツアーを何度も延期して

ギリギリまで開催継続の可能性を探った果てに

中止せざるを得なかったことを想った。

 

それでもね、こうやって「紫の夜を越えていこう」

と言ってくれるスピッツが俺は大好きだ。

 

曲が終わる最後の白い照明・・・

夜が明けたね。

越えたよ・・・!

 

 

スピッツでした。」

ステージからはけるメンバー。

 

拍手からのアンコールの手拍子が長く続いたのち、

もう一度現れるメンバー!

 

 

EN01. 野生のポルカ

 

うおおおアンコール一発目これぇ!?

うわ~~楽しい〜〜!!!!!

ちっくしょおおおお歌いてえな~~~~~〜!!!!!

正宗さんもリーダーもステージを大きく使っている・・・!!(??)

わちゃわちゃしている・・・!!!!!

ベースだ、ベース持ってこい(?)

 

 

 

EN02. チェリー

 

メンバー紹介を挟んでからのこの桜色だよ!!!

やっっっさ!!!(優しいことに対するツッコミ)

 

ここでチェリーを持って来れることに対して、

スピッツの曲の選手層の厚さを改めて実感した(選手?)


ずっと思ってたことだけど、

「ズルしても真面目にも 生きてゆける気がしたよ」

というフレーズはスピッツのひとつのキモである。(と俺は言い切ってしまう)

 

たまにズルをしたっていいよ。

真面目に生きるなら、それもいいよ。

それが君の生き方だから。

そうやってスピッツは全てを受け入れて、寄り添ってくれる。

俺がスピッツをどう受け止めても、それでいいよって言ってくれる。

俺は勝手にそう信じてる。

 

だから、スピッツは懐が深いし、優しいんだ。

 

「いつかまたここで君と巡り会いたい」も、

いつもなら「叶うといい小さな願い」くらいの響き方なんだけど、

この日のそれは「確かな希望であり約束」だと俺は思ったよ。

 


EN03. ヤマブキ

 

うあああ鮮やかな山吹色だ!!!!!

直感的にこれが最後の曲なんだな、と思った。

「田植えの季節過ぎれば 雨が色々消してくれそうで へへへと笑ってみた」

の一節、むちゃくちゃ好きなんよ・・・これもホント、優しくてね。

ありがとう、ありがとうねスピッツ・・・!!!!!

 

 

「またお会いしますよ!」

 

 

感想

 

終演後のツイートの一部を抜粋。 

 

 

 

いや~本当に幸せだった・・・!!!!

本当に、そこに居た全員がライブを楽しんでた。

座ってステージを見つめる人、

立って全身でリズムを取る人、手を叩く人・・・

それぞれの方法で、マナーを守りながら。

 

よく”ライブは生もの”なんて表現されるけど、まさにそう。

生ものであり、生き物。

正宗さんがMCで言ってくれてた、

「今日、この場の誰一人欠けてもこの空間は出来なかった、ありがとう」

という主旨の言葉・・・その通りだと思ったし、そしてとても嬉しかった。

 

音楽(を始めとした各種コンテンツ)を楽しむにあたって、

「ライブじゃないといけない」なんてことは絶対ないんだけど、

やっぱり「ライブにしかないものがある」というのは改めて感じた。

 

ライブは楽しい。

そしてそれを最も体現してくれてたのが他ならぬ、メンバー4人だった。

や、クージーさんも含め5人だな。

とにかく楽しそうで、幸せそうで・・・

そりゃ遠いから、細かい表情なんてあんまわかんないよ。

でもわかるもん。

 

正宗さんがいっちばん最後、

いつものように、

そして念を押すように、

 

 

「またお会いしますよ!」

 

 

と言ってくれた、その言葉で俺は生きていける。

その声を抱いて歩いてゆく。

 

絶対にまた来るから、絶対にまたやってね・・・!

もう11年なんて待たねーよ俺は!!!!

ありがとうスピッツ!!!!!!

 

 

 

 

f:id:paulownia_dec_1:20210703185219j:image

急に思い立って撮ってもらったけど、

何も考えてなかったのでなんかぎこちないピースしかできませんでした!

 

 

 

 

 

余談

お会いしたフォロワーさんは「エスカルゴ」が推し曲。

2曲目がはぐれ狼だと分かった時に、

MIKKEツアーのセットリストを思い出したのは前述した通り。

なので、

「これ、3曲目、エスカルゴかな?」

「フォロワーさん、死ぬのでは?」

と。

案の定3曲目で

「フォロワーさん、死んだのでは?」

と思い、心の中で手を合わせました。合掌。

 

そしてその時のメモがこちらになります。

 

f:id:paulownia_dec_1:20210704171334j:image

 

謎はすべて解けた!

犯人はスピッツ!(ドーン)

 

 

それじゃ、また来世!