キリスピブログ(仮)

好きなこと(ひとまずスピッツ)についてわーわー語るブログです。

【セトリバレあり】スピッツコンサート2020 ”猫ちぐらの夕べ” オンライン上映を観た話

~特に読まなくてもいい前回までのあらすじ~

 

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前置き

 

猫ちぐらの夕べ不参加の記者会見から1週間。

 

果たしてコンサートは無事に開催され、

終了と同時に、配信の告知がなされた。

 

 

俺はといえば、配信の告知を確認しながら、

「#猫ちぐらの夕べ」のTLを少し眺めていたけど、すぐに止めた。

 

あー、これ、セットリスト絶対知らずに観るべきだわ。と。

(ちょっとだけ何を演ったか知ってしまったのもあって)

 

ただ、その時見たもので

「セットリストがやばい」「マサムネさんが若い」

という情報は感じ取ったし、

何より、コンサートが素晴らしいものだったということは確信できた。

文面そのものからというよりも、その文体から。

 

 

で、俺は配信をいつ見ようか。

 

しばらく決めかねていたけれど、

フォロワーさんの動向やら、仕事の予定やら色々鑑みながら、

12月25日の21:00~、仕事納めを終えて、

あらゆるものから自由になってから観ようと決めた。

 

そしてその日が近づき、21日の公開日を過ぎると、

次第にTLにフォロワーさん(ではないを含む)の断末魔が現れるようになる。 

 

「ああ、やっぱり仕事納めしてから観ることにして正解だったな・・・ナムナム」

そんなことを思っていた。

 

 

かくして12月25日。

 

開演前。

 

 

 

俺は余裕をぶっこいていた。

いや、ウソだ。

どっちかといえば最後の晩餐を楽しむ的な、そんな気持ちだったように思う。

 

配信に臨むにあたって、俺はメモを取る準備をしていた。

「観たらどうせ何か言いたくなるし、かといってネタバレはしたくないし、

 それならもうブログ書くしかないよなあ・・・

 手がかりとして少しはメモ取っておくか」

 

結果から言うと、感情が先走ってしまって、

メモの総量としてはそんなに取れてなかった。

けれど、自分の感情を思い出すために、やっぱりメモ取っておいて良かった。

 

 

そんなわけでここからのライブレポ(のようなもの)は、

メモを元に構成されています。

MC部分はあんまり記載してませんのでよろしくお願いいたしますね。

※1月10日に追いちぐらした際の感想を、色を変えて追記しました。

 

 

本編

 

 ①恋のはじまり

 

ドラムから始まるイントロを聴いた瞬間、

「うわー、この曲から始めるの!??」という感情と、

「でもこーゆーとこ、スピッツらしいなあ」という感情が混ざり合って

たぶん俺は変な笑顔を浮かべていた。

 

 

・・・ていうかセット、ワールドトリガー(以下ワ)じゃん。

床見た時点でなんかあやしいとは感じたけど。

これか・・・!! 

 

 

晩秋にその優しい曲調がとてもよく似合う曲だと思う。

”恋のはじまり”、そして”闇の終わり”。

色々あったけど、こうして猫ちぐらの夕べを始めることが出来た。

また恋を始めたいし、もう、闇は終わりにしたいよね・・・。

 

ラスサビのベース、音が凄くはしゃいでたね。はしゃぐよねぇ、そりゃ。

 

右耳で鳴ってるテツヤさんのアルペジオが優しい。

音源のときって、こんなふうだったっけ・・・?

間奏のクージーさんの音、好き。郷愁。

アウトロの最後の和音で耳に残る音

(Aに対する9thのB・・・かな?たぶん。自信なし)、

すっげー好き。

 

 

 

②ルキンフォー

 

出た・・・!!

ルキンフォー、個人的に物凄く聴きたいタイミングだったから、

やってくれないかな・・・と思ってたら2曲目で早くもだよ!!!

 

「ダメなことばかりで 折れそうになるけれど

 風向きはいきなり変わることもある

 ひとりで起き上がる」

 

この部分が、とある日の俺に突然刺さって、

以来ずっとずっと好きで。

それこそ折れそうになる時には何度も寄り添ってくれた歌詞。

 

それは本当に本当に優しく、俺の心の一番深くに響いた。

ありがとうスピッツ

 

スピッツの音が優し過ぎてお腹にずしりと響く。

1番Aメロのベースの入り方たまらない。 

2番Aメロのテツヤさんのギターリフ、

例え”ダメなことばかり”でも、ちゃんと支えてくれる感じがして凄く優しい。

 

 

 

空も飛べるはず

 

イントロ聴いた瞬間にニヤッとしちゃった。

何だろ、妙に安心してしまったというか・・・。

「3曲目力(さんきょくめりょく)」が凄い。

(※ここでいう3曲目力とは「空の飛び方」において「空も飛べるはず」が

発揮しているものと同義とする。は??)

 

そりゃー横に揺れますよ。

 

音源には(たぶん)ないクージーさんの音が凄くステキ。

﨑ちゃんのサビコーラス!!!!!!

 

 

 

~MC~

 

 

 

あじさい通り

 

ここでこれか・・・!

スピッツの引き出しの豊富さと余裕を感じる選曲。

ベースが気持ちいい。ていうか指でなくてピック弾きなのかこの曲。

なんか曲調から勝手に指弾きだろうなーという先入観持ってたな。

 

ていうか浮かび上がるトリオンキューブ。ワじゃん。

 

「だからこの雨あがれ あの娘の頬を照らせ」

で千佳の涙を連想してダメでした

 

 

 

⑤スカーレット

 

うわ!11月っぽい!!(?)

スカーレットって11月のイメージがあるんだよな~

シングルでリリースされたのが11月だからかな・・・

(と思って後で調べたら1月リリースだった。は??)

まさか11曲目だからか・・・バカなのか俺は?

 

そんなことを思いつつ、

紅い(とメモってあったけど、スカーレットだから緋色かな)照明と音に浸ってた。

 

とにかく優しい、ひたすら優しい・・・

 

テツヤさんのアルペジオアルペジオアルペジオ~~~~~好き・・・

﨑ちゃんのスティックで上をさすやつ☝~~~~~~!!!

 

 

 

⑥小さな生き物

 

まず照明!照明がワ!!と思いました。

(具体的には4巻96ページの出水)

 

やっぱり優しい、とにかく優しい・・・

この辺はずっと優しい優しいゆってた。

 

気付けばベースは指弾き。丸い音が優しいのかな。

 

”チャーン”

 

ですね。ですよね。

白い・・・!

Bメロの歌メロいっこ増えた?と思って音源確認したら元々あった。

(”臆病な背中にも~お”の最後の”お”を今まで認識してなかった模様)

 

 

 

 

⑦魚

 

セトリで一番ぶっ飛ばされたのがここかも知れない。

ではここでメモを見てみましょう。

 

 

 

f:id:paulownia_dec_1:20201228182008j:image

 

 

・・・はい。

明らかにここで正気を失っていることがお分かりいただけたかと思います。

正気や語彙や、あとその他色々失ってる気がするな。

 

間奏で聞こえるクージーさん(たぶん)の単音がひとつひとつ突き刺さってきて、

そこからはもう全部ダメでした。

 

最初のAメロのドラムとベースのリズム、好き・・・

バスドラとベースのタイミング合わせるやつ、基本的だけど

 

”この海は 僕らの海さ”から急に刺さってもう全くダメだった 、

なんでかわかんないけど

目の内側が滲んだ・・・

 

 

 

 

~MC~

 

 

⑧ハートが帰らない

 

魚で失ったハートが帰りませんでした(どや)

 

f:id:paulownia_dec_1:20201228184007j:image

 

 

最初のギターで「切れかけて点滅する街灯」をイメージして、

そこから夜の帰り道を歩いてた(※妄想)

 

も~~~~~~~~~~~~~

めっちゃくちゃ浸ってしまうわ・・・・・・

どうしてくれる(?)

 

急に「ワだ!三輪だ!!」と思っちゃった。

 

”あれから ハートが帰らない

 飛び出た ハートが帰らない”

 

 で三輪と、トリオン器官を持ち去られた三輪姉を、

そっからいろいろ・・・。

 

 

⑨猫になりたい

 

やっっさ!!!!!(※優しいことに対するツッコミ)

 

とにかく優しいんだ・・・。

歩くようなベースラインも、

猫の鳴き声のようなギターソロも大好き。

 

・・・”猫ちぐらの夕べ”だからね、やってくれるかなとは少し思ってた。

アルバムならともかく、ライブなら猫は何匹いてもいいのであった(うるせえ)

 

音色と照明に温かみ、温もりを感じた・・・日だまりの温度。

手前のテツヤさんを奥から見るリーダーがやばかった、

カメラワークよ!!!!! 良い仕事!!!!!!

 

 

⑩君だけを

 

一番最初のギターの音で、

「ん?なんだろ、シロクマ・・・?」

とか思ってたら。

 

♪君だ~けを~ 必ず~

 

は!?

っていうリアクションしました。なにこれ凄く好き。

 

f:id:paulownia_dec_1:20201228185849j:image

 

驚きでメモのフォントサイズが変わりました。

 

あの弾き語りから入るアレンジ、俺は初めて聴いたんだけど、

もうなんかあれで曲の印象が全て塗り替えられてしまった。

めちゃめちゃドラマチックで・・・サビがすっごく映える。

ギター全般的にステキ。

今後ライブの定番曲になっても全く不思議じゃない、

それくらいの印象。

 

ラスサビ後のアウトロに入るドラム、ライブだとまたカッコ良過ぎるね。

 

改めて聴いても、あの弾き語りの入り方があるだけで

Aメロから全然違って聞こえるもんなあ・・・

ホントに、ホンッッットにすごい、すっごい。

 

あっ、トリオンキューブ(もうトリオンキューブって言っちゃった)の中に、

行き交う人魂・・・!?(死んだ)

 

ラスサビ後もだけど、

間奏に入る所の﨑ちゃんのドラムの強さよ・・・

 

 

 

⑪僕のギター

 

最初のシルエットを映す照明とカメラワーク、まー素敵。

「君を歌うよ」が強くて強くて、

そこで俺の感情のスイッチが強制的に入ってしまう。

 

間奏のベース、1弦と4弦で変なことやってたな・・・

カッコいい・・・

 

入り方、大宮サンセット!!じゃなかった!!!! 

1曲目力(いっきょくめりょく)、つっよ!!!

”忘れたくない ひとつひとつを”がまたグッサリ刺さったんだ・・・

 

 

~MC~

 

 

猫ちぐら

 

あああああ・・・

優しい・・・うわ〜んスピッツが優しいよ〜

猫は何匹いても(略)

 

ベースところどころ音源と変わってて、ふおっ となる

”寝る前にまとめて泣いてる”で泣いてる

 

 

⑬フェイクファー

 

この辺あまり記憶がない・・・

殆ど優しいとかっこいいしか覚えてない・・・

「今から 箱の外へ」のところで恐らく気を失っている

 

色!!!色よ!!!!!

大サビがアツ過ぎる、なんとか気を失わずに観られた

 

 

⑭楓

 

フェイクファーから楓!!!???

はい死んだ!!20人中20人のキリは死んだよ!!!!

 

例のラスサビから照明、上へ昇っていく感じ・・・ウッとなる

 

アウトロの最後でシンバルを止める﨑ちゃんを見て正気に返った模様。

 

1回目のサビ、”さよなら”とトリオンと遠ざかるカメラワークでダメでした 

 

 

 

⑮みなと

 

ミラーボール!!

「君ともう一度会うための大事な歌さ」が刺っさる刺さる。

会えたやん・・・!!!!!

 

ラスサビのベースのかっこいいやつなんなの。

あの弾き方ってトレモロでいいんだっけか。

エッモい。

心をピックで物理的に搔きむしられているような感覚になる。

 

海みたいな照明・・・

 

 

⑯魔法のコトバ

 

黄色、魔法のコトバには黄色が良く似合う・・・。

「倒れるように寝て 泣きながら目覚めて 人混みの中でボソボソ歌う」

でどうしても心がギュッとなってしまうな。

 

イントロからスピッツのシングル曲特有(主観)の安心感・・・。

﨑ちゃんコーラスとテツヤさんアルペジオ大好きマンになった

 

 

⑰正夢

はい来た!大好き!!

 

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こんな感じのダイイングメッセージが残されていましたとさ。

正夢、本当に、本当に大好きなんだ。

そんな曲をこんな佳境でぶつけられてみい??死ぬぞ!!!(急激な千鳥ノブ化)

 

1番Aメロでマイク来てないけどつい?歌っちゃう﨑ちゃん!!!!! 

1番サビ終わりから2番Aメロへつなぐベース!!!!!!!!!

 

”いつか正夢 君と会えたら 打ち明けてみたい 裏側まで”

が、また深々と刺さってしまった・・・

いつかまたスピッツのライブに行けたら、

もう色んなしょうもない、ちっぽけな自分も受け入れてもらえるのかな、

スピッツの音楽は優しいからな、そうだといいな・・・

そんなようなことを思ってた

 

 

 

ここでメンバーは引き上げ、アンコールの手拍子が会場を包む。

俺もモニターの前で手を叩き続ける。

 

 

メンバー、再登場。

 

 

⑱初恋クレイジー

 

イントロ聴いた瞬間、

「うっそぉ・・・・・・・!?これやってくれるの!?」

となってた。

ズルい。スピッツはズルい。

 

﨑ちゃんのコーラスもズルい。

テツヤさんのギターの刻み方もズルい。

そしてハーモニカ・・・!

 

あ~~~~~~~ズルいよ~~~~~

スピッツ全体的にズルいよ~~~好きだよ~~~~~

 

正夢からの個人的な流れで

”君のせいで大きくなった未来”でまた刺さった。刺された。

スピッツのせいで大きくなった未来が、俺は本当に楽しみだよ。

 

 

 

~MC(メンバー紹介)~

 

リーダーの「ライブはライブだね。」最高。

クージーさんの「また会えるよ、約束しなくても。」ステキ。

 

 

 

⑲ウサギのバイク

 

最初テツヤさんのギター聴いて「え!?新曲!?」と思って動揺した。

徐々に聴きなじみのあるメロディが出てきて、

「あ、ああ・・ああああ~~~~~!!!!」となってた。

なんか、凄くかっこよかったんだよ!!!

 

初回よりも最初からちゃんとウサギのバイクに聞こえた。

俺はベースの音を一番よく聴いちゃってるんだなーと、今さらながら。

何というか、「初心」を感じた。

 

 

⑳ハネモノ

 

うおー俺もハンドクラップするーーーーーーーーーー!!!!

照明もイカスし舞台映像?も凄いし、リーダー動くし!

 

そしてハンドクラップによる会場の一体感たるや・・・!

凄かった。

素晴らしかった。

 

なに、もう、最っ高の締め方じゃん。

 

何回観てもメンバーとスタッフと会場の方の愛を感じる・・・

ハンドクラップよ!!!

 

”思い通りの生き物に変わる”の ”変わる” が

”かわ~~る~~~~~~~~”

じゃなくて

”か~わ~る~~~~~~~~”

だった、ライブだとそうなんだっけ・・・?

 

 

 

 

 

「またお会いしましょう!!!」

 

絶対だよ!!

絶対また会うよ!!!

(約束しなくてもって言ってたのに一方的に勝手に約束しちゃう)

 

ありがとうスピッツ!!!!!!

 

 

 

 

 

全体の感想

とにかく、MC含めてメンバーが「楽しい」と「嬉しい」を感じてるのが

凄く伝わってきて、もうそれだけでたまらなかった。

 

それでいて、やっぱりスピッツスピッツだなあ、と。

上手く言えないけど。

あ、フォロワーさんのどなたかが以前「スピッツは実家」と言ってたの思い出した。

それだわ。

安心感のようなもの。

それゆえに「優しい」だらけのレポになってしまったし。語彙。

 

とはいえ散々死んだりしているので、

スピッツは殺しに来る実家」ということになるのか。なるのか?

  

基本的に右耳で鳴ってるテツヤさんのギター、優しいねぇ・・・

 

あと、セットリストについて思ったことがあって。

今回、最新アルバムである「見っけ」から1曲も演奏してないんだよね。

 

それに気づいた時、

「これ、どういうことなんだろう・・?」と少しだけ不思議に思った。

そしてひとつ、仮説を立てた。

 

スピッツのメンバーは、

MIKKEツアーが中断中だということをずっと意識し続けてるんじゃないだろうか。

 

今回の「猫ちぐらの夕べ」は、

決してMIKKEツアーの代わりではなくて、全く別のもの。

だから、明確に区別しようとしたんじゃないか。

 

例えどれだけ時間が掛かっても、MIKKEツアーは絶対に再開するから、

それを楽しみに待っているファンのために、

「見っけ」の曲たちは大切にとってある。

だから、もう少し待っててね。

 

言わば、そんな意思表示なのかな、と。

 

 

まーちょっと、妄想が過ぎるかもしれないけれどね。

でも、少なくとも何かしらの意図はあるんじゃないかな。

 

そんなことを思った。

 

 

MIKKEツアーのチケットは持ってないし、

今回のチケットも取れなかったけれど、

俺はもう一度スピッツのライブに行きたい。

 

今後の世の中がどうなるかは分かんないけれど、

そのために、その瞬間のために、

俺は自分に出来ること、自分のやるべきことを、

粛々と積み重ねて生きていこう。

 

スピッツのすべての曲たちが、

俺にとって「君ともう一度会うための大事な歌」なんだ。

 

 

スピッツのメンバー、スタッフを始め、

今回の「猫ちぐらの夕べ」の開催と配信の実現に尽力してくださった全ての方々、

本当に、本当にありがとうございました!!!!!

また観ますよ!!!!!

観ました)

(また観ますよ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あと、スピッツワールドトリガーでした。

(でした!!)