キリスピブログ(仮)

好きなこと(ひとまずスピッツ)についてわーわー語るブログです。

12月20日にあったこと、思ったこと

今回はスでもワでもございません。

このブログでサッカーのことは書かないつもりでいたけど、

一応サッカーが主題じゃないからまあいいか。

あんまりいい話ではないです。

 

 

 

12月20日、友人と二人で名古屋グランパスのファン感謝デーに参加した時のこと。

 

コロナ禍でのイベント。

当然、Jリーグ開催時と同様に、座席は1つおきになるように設定されていた。

 

第1部が終了し、第2部の前のチアグランパスのパフォーマンス準備中のこと。

 

友人は席を外しており、俺はひとりでスマホを眺めていると、

誰かが自分の後ろを通って左横の席へ降りた気配がした。

 

・・・なんか近いな?

と思って横目で何となしに見てみると、

自分の横に2人座ったのが分かった。

 

その時に気づいたことだが、自分の左側には1人分、まだ来ていない方の席が

あったようで、割り当てのない2席を含めて座席が3つ空いていた。

そのうち、真ん中とこちら寄りの席に、その2人が座っていたのだ。

 

(・・・え?

これ、おかしいよな??

少なくとも1人はその席じゃないはず・・・。

なんで?なんで??)

 

混乱しながら、俺はただ座っていた。

 

聞こえてくる会話から察するに、

どうやらチアグランパスの方の親族か、知人かといった様子。

おそらくは、よりいい位置で撮影したかったのだろうか。

 

(いやー、これ注意したほうがいいかな、いいよな・・・

もしくは誰かスタッフの方に報告するとか・・・

でも、せっかくのチアグランパスの今年最後の舞台なわけだし、

俺だけ目を瞑ってしまえばいいのかも・・・いやしかし・・・)

 

そんなことを色々考えながら、チアグランパスの演技が過ぎてゆく。

途中で友人が席に戻り、パフォーマンスと小西社長のあいさつが終わる。

 

友人が小声で俺に囁く。

友「隣の人たちっていつ来たん?」

俺「お前がいない間に・・・・」

友「・・・あかんよな?」

俺「・・・なあ?」

友「・・・」

俺「・・・」

 

俺「・・・スタッフの人に声かけてもらう?」

友「や、周り見てみたけど、今近くにいなさそう」

俺「・・・んじゃトイレいってくるから、そのついでに探してくるわ」

 

んで、トイレを済ませたところで友人からLINEの不在着信とメッセージが。

「直接言ってまった」

 

友人によれば、「あなたたちの席じゃないですよね?」的な感じで話しかけたら、

素直に立ち去っていった、とのこと。

 

 

とりあえずはめでたしめでたし、だったんだけど、

そのあともしばらく今起こったことについて考え続けてた。

 

どう対応するべきだったんだろう、

まず俺が直接注意すべきだったんじゃないか、

それならなぜそれが出来なかったんだろう、

友人のようになぜ出来なかったんだろう、

もしひとりだったらずっとそのままだったのか?

 

そういう思考でぐるぐる沈んでいってた。

 

(とはいえすぐに千葉ちゃんとジェソクとシャビでめちゃくちゃ笑って

その場ではやなことは引きずらずに済んだんですけどね!

ありがとう3人とも!笑)

 

 

友人の注意であっさり立ち去ったわけだし、

当人たちは、まあ軽い気持ちで”空いてたから”と来たんだろうね。

でも、なんでそんなことが出来るんだろう。

詳しく知ってるわけじゃないけど、

チアグランパスの方々がコロナ禍の中で相当の努力をして

あそこに立っていたのは俺でも想像は出来る。

その努力に対して、軽い気持ちでルールやマナーを無視して、

後ろめたくないんだろうか。

 

そんなことを考えていたら、すごーく悲しくなってしまった。

 

 

そしてやっぱり、行動をすぐに起こせなかった自分自身を情けなく思ってしまう。

後から考えて気づいたことだけど、

 

”せっかくのチアグランパスの今年最後の舞台なわけだし、

俺だけ目を瞑ってしまえばいいのかも”

 

これなんて、「やらない理由、やらなくても後ろめたくない理由」

自分で捻り出してるだけだもんね。

 

俺は昔からそうなんだけど、

知らない人に話しかけるのも、

人に注意するのも、

すぐに行動するのも、

揉め事も、

全部苦手。

だから出来る限り行動しないことを選んじゃう。

 

でも、それではいかん時も、やっぱりある。

分かってるつもりなんだけど。

 

それでも、俺は、ひょっとしたら死ぬまで変わらないのかも知れない。

だけど、やっぱりもう少し「ちゃんとした大人」になりたいんだ。

諦めずにその気持ちを持ってるということだけは、自分を肯定していたいと思う。

 

 

 

 

 

 

 

「水は海に向かって流れる」というマンガで、

 

 

(ちょっとでいいから 自分のこと ちゃんとした人間だと思いたい…)

 

 

というセリフ(というかモノローグ)がある。

俺はこれにめっちゃくちゃ共感してしまってて。

 

「人に良く思われたい」とかじゃないんだよ。

その段階はとっくに通り過ぎてるというか。

とっさにそんな行動をとることはあっても、

それで良く見られたとしても、

結局自分自身が自分を良く思えないなら、満たされることはないんだと思う。

 

逆に言えば、自分で自分のことをちゃんとした人間だと思えるのなら、

たとえ他人にどう思われようとも大したことじゃない。

 

 

だから、自分のことをちゃんとした人間だと思えるように、

ダメなことはダメだと言えるように、

次に同じようなことがあったら、少しは違う行動が出来るように。

 

もうちょっと、頑張ってやっていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・重いな!!

いや重くないよ!大丈夫だよ!!

 

たまにはそういう時もあるってことです。

こういう俺みたいな人もいるってことで、

「ふ~ん」と思っていただけたらそれでオッケーです。

 

 

ダメなことばかりで

折れそうになるけれど

風向きはいきなり変わることもある

ひとりで起き上がる

 

って言うしな!!!